佐賀市は24日、ラムサール条約に登録された東よか干潟(東与賀町)の拠点施設を2020年春にオープンする考えを明らかにした。干潟よか公園西側の国有地に整備する方針。展望室や物販コーナー、展示室などを設け、年間を通じて保全と活用に関わる個人、団体の交流や情報交換、観光の拠点として活用する。

 多様な生物が生息する東よか干潟を保全するための活動拠点と位置付ける。自然とのふれあい体験や環境学習、調査研究を推進し、季節や天候に左右されずに干潟の魅力を体感できる施設にする。天候や有明海の干満、野鳥の飛来などの情報も提供する。

 市環境政策課によると、施設には展示室や図書コーナー、研究室や体験学習に対応するためシャワー室、手足洗い場などを検討している。干潟を観察できる展望室も設ける。延べ床面積は約700平方メートルを想定している。

 本年度中に基本設計を終え、パブリックコメントを実施する。18年度に実施設計、19年度に建設する。総事業費は未定で、企業版ふるさと納税を活用する。

 市環境政策課は「まだ設計を終えていないので、施設の具体的なイメージは見せられないが、保全と活用、観光拠点となる施設にしたい」としている。

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