玄海原発の周辺住民対象に唐津東松浦医師会が以前実施していた「北部地区住民検診」について、唐津市は24日、市民団体の玄海原発対策住民会議の要望・質問書に回答した。検診結果の説明会開催の求めには「2002年に終了した事業で、業務上、報告の必要はない」と拒否した。

 文書で回答した。保健福祉部の丸井隆一副部長は「市や玄海町が必要な場合は調査報告書を渡す契約だが、市が総合的に判断し、報告書を医師会からもらう方針にはなっていない」と説明した。

 21項目の質問にも答えている。「市への報告は誰に」の問いに、「報告書は(医師会の)健康調査特別委員会へ担当課長と保健師が出席し、口頭で報告を受けたが、資料が回収され、受領していない」と回答した。市民団体は「疑問が残るところもある」として、さらなる説明を求める考え。玄海町にも同様の要望・質問書を提出している。

 検診は1973年度から2010年度まで玄海町2地区と鎮西町串地区(唐津市と合併後は玄海町内に変更)で実施。玄海町と旧鎮西町が費用を負担していた。

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