オランダ人デザイナーのアリキ・ヴァン・デ・クルイスさん(左)の作品を鑑賞される秋篠宮妃紀子さま(右)とオランダ王室のローレンティン妃=24日午前、西松浦郡有田町の窯業技術センター(代表撮影)

説明を受けながら有田焼をご鑑賞される秋篠宮妃紀子さま(左から2人目)とオランダ王室のローレンティン妃(右から2人目)=24日午前、西松浦郡有田町の九州陶磁文化館

 秋篠宮妃紀子さまは24日、オランダ王室のローレンティン妃と共に西松浦郡有田町の佐賀県窯業技術センターや九州陶磁文化館を視察し、江戸時代から日本とオランダを結んだ有田焼の歴史に触れられた。

 窯業技術センターでは、県の事業で有田町に滞在して創作活動を続けるデザイナーのアリキ・ヴァン・デ・クルイスさん(オランダ出身)とヘレン・フリックさん(英国出身)の作品を鑑賞。作り方や有田での暮らしぶりなどを尋ねられた。フリックさんは「お二人とも知的で温かい人柄が感じられた。お話の様子から仲の良さが伝わった」と話し、ヴァン・デ・クルイスさんと共同で作った花瓶を贈った。

 九州陶磁文化館では鈴田由起夫館長が江戸時代に欧州に輸出された有田焼の里帰り品が並ぶ蒲原(かんばら)コレクションなどを案内し、オランダ東インド会社のマークが描かれた皿などの解説に耳を傾けられた。昨年は秋篠宮家の長女眞子さまを案内した鈴田館長は「製法などの説明を紀子さまがローレンティン妃に通訳された。お二人とも焼き物に高い関心をお持ちのようだ」と述べた。

 このほか、昨年の有田焼創業400年事業で海外デザイナーと窯元商社が開発した新ブランド「2016」や、有田焼発祥の地・泉山磁石場を視察、長崎市の出島表門橋完成記念式典に向かわれた。

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