孫の写真を使った「あまおう」のポップを持つ前田利香副店長。前田副店長が描いた従業員の似顔絵が、来店客を迎える=杵島郡白石町のAコープ佐賀しろいし店

前田さんが50作品を提供した「わかる!! できる!! 売れる!! POPの教科書」

 Aコープ佐賀しろいし店(杵島郡白石町)の前田利香副店長(51)が作ったポップ(販促広告)が、10月に出版された「わかる!! できる!! 売れる!! POP(ポップ)の教科書」(すばる舎)に掲載された。「楽しくなきゃスーパーじゃない」-。そんな思いで書いた前田さんのポップは親しみを感じる作風で、来店客の共感を呼んでいる。

 ノンアルコール飲料のポップは、おなかが出た女性が「私はこれでゴムのスカートにサヨナラした」と楽しく訴える内容。悪天候で野菜の仕入れが困難な時には、「野菜の悪かね-! 高か-っ!」という消費者の声を代弁した上で、「ご迷惑をかけないように頑張ります」と謝罪するスタッフの写真を添えて売り場に掲げている。

 前田さんは4、5年前から本格的にポップを書き始め、仕事の合間に1日30枚作ることもあるという。「教科書」の著者山口茂さんが講師として来県したことなどを縁に、50点を提供。売れるポップのコツを解説する“挿絵”に使われている。

 「ポップは一人の従業員」。来店客がポップを見て商品を購入してくれるのが何よりの喜びという。山田淳店長は「店員の気持ちを代弁してくれていて、売り上げにもつながっている」と話す。

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