トヨタ紡織九州-湧永製薬 日本リーグ初出場を果たしたトヨタ紡織九州のLBパク・ヨンギル=広島県の湧永満之記念体育館

トヨタ紡織九州-湧永製薬 前半、シュートを決めるトヨタ紡織九州のLW梅本貴朗=広島県の湧永満之記念体育館

 第42回日本ハンドボールリーグ第13週第1日は23日、広島県の湧永満之記念体育館などであり、男子のトヨタ紡織九州レッドトルネード(神埼市)は湧永製薬(広島県)と24-24で引き分けた。

 トヨタ紡織九州は前半、相手の先行を許したがCBキム・ドンチョルの連続ゴールで勝ち越すと、一進一退の攻防を見せて11-11で折り返した。

 後半はLB八巻雄一に代わって新加入したパク・ヨンギルが出場。相手エースの連続得点で一時は3点差までリードを許したが、残り1分、CBキムのゴールで同点に追いついた。さらにCBキムが試合終了間際にシュートを放ったが決まらず、勝ち越すことはできなかった。

 トヨタ紡織九州は連戦で、第13週第2日の25日午後3時から、神埼市の神埼中央公園体育館でトヨタ自動車東日本(宮城県)と対戦する。

湧永製薬(7勝2分け5敗)24―24トヨタ紡織九州(2勝2分け10敗)

■接戦もあと一歩

 負けなかった安堵(あんど)感よりも、勝てなかった悔しさを強くにじませた。湧永製薬と24-24で引き分けたトヨタ紡織九州レッドトルネード。前週勝った勢いに乗り、新戦力の韓国代表・LBパク・ヨンギルも躍動したが、連勝にはあと一歩届かなかった。

 過去に18回優勝し、勝負強さを誇る強豪を追い詰めた。トヨタ紡織九州は前週と同様、立ち上がりからゴールライン際を固める守備を展開。PV酒井翔一朗とLB八巻雄一がゴール正面をがっちり固めてシュートコースを絞ると、GK岩下祐太の好守を呼び込んだ。

 勝負をかけた後半。2日前に合流したばかりのLBパクを投入してさらに守備を固めた。持ち味の体の強さを生かしたパクは、相手の反則を誘う好プレーを見せ、攻撃でも3得点。期待通りだったが、チームを勝利に導くことはできず、最後は悔しそうに頭を抱えた。

 「コンディションはまだ6割くらい」とパク。昨季より失点が多いチーム事情を知ってか、「連係を深めてまずは守備を立て直したい」と話し、次戦に向けて気持ちを切り替えた。

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