薬剤師の体験ブースで、薬を小袋に分ける機械に菓子を入れていく子ども(右)=嬉野市公会堂

体幹を通してバランス感覚を鍛えるトレーニング法とその指導のポイントをスポーツトレーナー(右)から学ぶ子どもたち=嬉野市公会堂

 子どもたちが地域のさまざまな仕事を体験する催し「ドリームハンズ」が19日、嬉野市内であった。小学4~6年の子どもたち約120人が、旅館業や大工など23業種からそれぞれ憧れの2業種を体験し、仕事の楽しさや心構えに触れた。

 メイン会場の嬉野市公会堂や嬉野公民館のほか、市内の各事業所や消防署、市議会議場なども体験会場となり、各関係者が協力した。

 このうち嬉野市公会堂に設けられた薬剤師のブースでは、ジュースを液剤、粒状の駄菓子を錠剤に見立てて、「処方箋」に従い容器や袋に必要量を詰める作業を子どもたちが体験。2種類の液剤を混ぜて2日分の液剤を詰めるときには、計量カップの目盛りに目線を合わせながら慎重に量を調整していた。

 大草野小6年の喜多吏々伽さん(12)は「みんなにお薬を作って患者さんを元気にする薬剤師は憧れ。なりたい気持ちが強くなった」と満足げだった。

 嬉野市商工会青年部が毎年開いており、4回目。実行委員会の熊谷晃会長(37)は「嬉野にもこれだけ魅力的な仕事があることを知らずに、子どもたちは市外に出て行ってしまう。体験を通して、ゆくゆくは嬉野で輝いてもらえる人材になってほしい」と狙いを語った。

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