自作曲からドビュッシーやショパンなど幅広く演奏したピアニストの辻井伸行さん=佐賀市文化会館

 世界で活躍するピアニスト辻井伸行さんの「みらかグループpresents 音楽と絵画コンサート」(佐賀新聞社主催、佐賀市文化振興財団共催)が23日、佐賀市文化会館で開かれた。印象派を中心とした絵画を背景に、ドビュッシーやラヴェルらの名曲を華麗に奏で、満員の1800人を魅了した。

 辻井さんの佐賀公演は2015年以来2年ぶり3回目。第1部では「美の巨人たちテーマ」「川のささやき」など自作曲を、写真などを背景に演奏した。

 第2部は名画と名曲が「共演」した。ルノワールの作品を背景にしたドビュッシー「アラベスク第1番」で軽やかに始まると、ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」を情感豊かに、ショパン「英雄ポロネーズ」は力強く勇壮に、感情を込めた演奏を披露した。会場は「ブラボー」という歓声と拍手に包まれた。

 佐賀西高1年の今泉佳奈子さん(16)は「好きな曲ばかりで、聞きごたえがあった。映像も曲に合っていて楽しめた」と感激していた。

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