県内の民生委員らの前で「一人一人に感謝したい」と話す山口祥義県知事=佐賀市文化会館

 民生委員制度の創設から今年で100周年を迎えたことを記念し、「佐賀県民生委員・児童委員大会」(県民生委員児童委員協議会など主催)が22日、佐賀市文化会館で開かれた。民生委員や行政職員ら約1700人が集まり、先人たちの功績をたたえるとともに今後の活動への決意を新たにした。

 佐賀学園高校吹奏楽部による演奏で開会した式典では、山口祥義県知事や同協議会の松本龍生会長が式辞を述べた。松本会長は「常に人々に寄り添い身近な相談相手となり、行政や福祉関係者につなぐ懸け橋となってきた。これまで以上にまい進していきたい」と語った。

 本年度から民生委員を務める上峰町の満原正子さん(60)は「100年というのはすばらしい。地域のみなさんが安全安心に暮らしていけるよう活動していきたい」と話した。

 同制度は1917年に、貧しい人の相談に乗る仕組み「済世顧問制度」が岡山県で作られたのが始まりとされる。民生委員は全国に23万人おり、県内では2115人が高齢者や障害者などの相談に乗り支援するボランティアとして活動している。

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