認知症予防をテーマにしたシンポジウムが26日午前10時から、佐賀市のマリターレ創世で開かれる。産業界や地方自治体、大学の担当者が登壇し、現状や課題を示して意見を交わす。

 鳥取大学医学部の浦上克哉教授が「認知症予防の重要性と今後の展望」をテーマに基調講演をする。続いて佐賀県長寿社会課地域包括ケア推進室の平野一暢係長、ミズ調剤開発本部地域連携・予防事業グループの田久保順也グループリーダー、西九州大学リハビリテーション学部の上城憲司教授が活動を報告する。

 主催する西九州大は前年度から文部科学省の助成を受けて認知症予防推進プログラムに取り組んでいる。認知症の人や家族、地域住民、専門家が集う「認知症カフェ」の開所を促す活動に力を入れている。

 県の調査によると、カフェを開所しているのは2016年度、県内20市町のうち7市町にとどまる。15年度の3市町から増えているものの「全国と比べると遅れている」と上城教授は指摘する。高齢者福祉を担当する市町の職員の来場を特に呼び掛けている。

 参加は無料。問い合わせは西九州大地域連携センター、電話0952(37)9292。

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