長浜干拓の田んぼで餌を探すマナヅル=伊万里市東山代町(一ノ瀬秀春さん提供)

 冬の訪れを告げるマナヅルが伊万里市東山代町の長浜干拓に飛来した。4羽は南に向かうことなく1週間とどまっており、地元の人は「ここで冬を越してほしい」と見守っている。

 伊万里鶴の会代表の一ノ瀬秀春さん(49)が16日朝、今シーズン初めて確認した。成鳥3羽と幼鳥1羽で、稲刈り後の田んぼで餌の落ち穂や虫を仲良くついばんでいる。

 数日後には別の3羽が飛来して“先客”と行動を共にしていたが、しばらくして南へ飛び立った。一ノ瀬さんは「昨年越冬したのは1羽だったので、4羽はこのままとどまってほしい」と期待を込める。

 伊万里市は、越冬のため大陸から鹿児島県の出水平野へ向かうツルの飛来コース上にあり、昨シーズンは北帰行がある3月までの間に、長浜干拓でマナヅル567羽、ナベヅル219羽の姿が確認された。

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