「2017ミス・ユニバース・ジャパン」佐賀代表の荒木優佳さん(公式プロフィル写真)

「DAN DAN RUN 2017 チャリティーラン&ウォーキングイベント」で運営ボランティアと募金を呼びかける荒木さん(左から2番目)=2017年5月東京皇居周辺

「アースデイ東京2017 アムネスティーインターナショナル」で難民支援の呼びかける荒木さん(左端)=2017年4月東京代々木公園

 すらりとした長身に、意志の強さを感じさせる切れ長の大きな瞳。「2017ミス・ユニバース・ジャパン」佐賀代表の荒木優佳さん(23)=佐賀市出身=は、人目を引くようなオーラをまとう。ミスコンの代表格と称される「ミス・ユニバース」ってどんなコンテスト? その佐賀代表に輝いた荒木さんはどんな女性なんだろう。代表に就任して1年を迎えた荒木さんに同ミスへの思いを聞いた。

 「ミス・ユニバース」は外見の美しさだけでなく、知性や感性、人間性、自信、誠実さといった内面も求められる。荒木さんは、「社会に貢献したい」という強い思いに突き動かされて「ミス」に挑戦した。

 社会貢献を目指すのに、なぜミス・ユニバースだったのか? その問いに、荒木さんは「社会的影響力があるから」と答えた。荒木さんは以前からタイの子どもに文房具を贈るなどのボランティアに参加しており、その輪をもっと広げたいと考えていた。

 たどり着いた方法が「ミス・ユニバース」という肩書を持って活動することだった。「普通の大学生がゴミ拾い活動をするのと違い、『ミス・ユニバース』がゴミ拾いをすると周囲に与えるインパクトや影響力があるのでは」。そう感じた荒木さんは、学生としてだけでなく、「ミス・ユニバース」の肩書と責任を重く背負って社会に貢献したいと、応募を決意した。

 荒木さんは昨年11月の佐賀大会でグランプリに輝き、1年間佐賀代表として活動をしてきた。カンボジアでの日本語学校訪問、アースデイ東京2017での難民支援の呼びかけ、地元佐賀の「栄の国まつり」でゴミ拾いボランティアなど、ミスとしての活躍は多岐にわたった。

 ミス独特の華やかな原色ファッションに身を包み、佐賀代表のたすきを掛けて活動する荒木さん。その姿はどこに行ってもひときわ目立ち、人は立ち止まってくれた。その結果「私も支援したい」「友達にも教えたい」、そんな言葉をもらった。「ミスになって、社会に貢献したい」という夢が、日々少しずつ現実のものとなっていく手応えを感じた。

 そんな荒木さんは将来、子どもの教育に携わりたいとの夢を掲げる。上智大外国語学部での学生生活やミスの活動中、貧困から受けたい教育を受けることができず、将来の選択肢が狭まってしまう子どもたちの存在に心を痛んだ。「教育格差をなくしていくような仕事をしたい」と力を込める。

 「今の自分を受け入れて、自分に自信を持った時に人は輝くことができる」。それはミス・ユニバースの経験を通して、荒木さんが獲得した実感だ。「自分を見つめ受け入れて、自分のステージで目標を持って輝いてほしい」とメッセージを送る荒木さん。これからもその輝きで周囲を明るく照らし続ける。

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