オール電化の累計戸数

 九州電力は21日、家庭内のエネルギーを全て電力で賄う「オール電化」の九州7県での累計導入住宅戸数が10月末に100万戸を突破したと発表した。2011年の東京電力福島第1原発事故を受けて新規契約の伸びが鈍化していたが、その後割安な料金プランを用意して営業を強化。サービス開始から18年目で大台突破にこぎ着けた。

 九電は「調理器具の熱効率が良く、省エネ効果が高いといったオール電化の良さが顧客に浸透した」と説明している。ただ、足元では新電力との顧客争奪戦が激化しており、今後も順調に導入戸数を伸ばせるかは不透明な面も残る。

 九電は福島の原発事故以降、管内の原発を全て停止し電力供給が不安定になったため、オール電化のキャンペーンを中断。導入戸数は10年度の約7万7千戸から15年度は約3万9千戸に減少した。15年に川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)が再稼働し、九電は16年10月からキャンペーンを再開。16年度は約4万3千戸と年間導入戸数は持ち直しつつある。【共同】

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