講演で地域活動の大切さを話す堀尾正明さん=佐賀市新栄東のガーデンテラス佐賀(マリトピア)

 連合佐賀など労働団体でつくる佐賀県労働者福祉協議会(労福協)は19日、文化講演会を佐賀市で開いた。情報番組などに出演するフリーキャスターの堀尾正明さん(62)が、軽妙な語り口で取材経験に基づく地域活動の大切さを唱えた。

 堀尾さんは、NHKのアナウンサーの駆け出しだった頃、初夏に天気を「さわやか」と表現したのに対して視聴者から「秋の季語なのでおかしい」との指摘を受けた思い出を紹介しながら「言葉の一つ一つに神経を研ぎ澄ましている」と強調した。アナウンサーの職業は先進国で日本だけにしかない事情も挙げ、「日本人は話すのが不得意なのでアナウンサーが求められる」と述べた。

 以前取材した東京の地域の空き巣対策も説明。住民が主体となって狙われにくいまちづくりを進め、地域のつながりも深まった成果を示し、「オレオレ詐欺などの防犯や防災は1人では難しく、地域活動の仕組みをつくるのが望ましい」と述べた。講演会には会員や一般の聴講者ら約150人が参加した。

このエントリーをはてなブックマークに追加