伊万里市の宗教法人「至誠光魂(こんごう)寺」が物品販売を装い、法定金利を超える利息を受け取っていたとされる事件で、佐賀や兵庫、新潟の3県警でつくる合同捜査本部は21日、出資法違反(超高金利)の疑いで、代表役員立石扇山容疑者(77)=伊万里市大坪町乙=ら4人を再逮捕し、新たに元職員の会社員吉村一孝容疑者(47)=伊万里町甲=を逮捕したと発表した。

 再逮捕されたのは、法人職員で立石容疑者の息子の俊二容疑者(41)、元職員の松田千江子容疑者(68)と淵本サチ子容疑者(70)=いずれも伊万里市。

 逮捕容疑は5人で共謀し、2015年5月20日ごろから同年11月11日ごろまで、長崎県の元会社経営者の男性(66)にコーヒーカップなどの購入を条件に、2回で合わせて現金30万円を貸し付け、代金名目で法定金利の約12倍に当たる約4万3千円を利息として受け取った疑い。

 捜査本部は、佐賀など5県を除く42都道府県の中小企業経営者らに11年7月ごろから17年1月ごろまでに約10億7千万円を貸し付け、約16億円を回収し、通常の約13~15倍の約5億3千万円を利息として受け取ったとみており、別の共犯者や余罪を捜査している。

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