インフルエンザワクチンの供給が例年より約1カ月、全国的に遅れている。厚生労働省によると、製造に使うウイルス株が途中で変更され、製造元からの出荷時期がずれ込んだためで、佐賀県は各市町に高齢者らの予防接種の費用助成期間を来年1月末まで延長するように求める通知を出した。各市町は応じる方針。

 助成対象は、予防接種法でインフルエンザワクチンの定期接種対象になっている65歳以上と、60~64歳で免疫機能などに障害がある人。例年は10月から12月末までを助成期間としていたが、1カ月ほど延ばす。

 県健康増進課によると、ワクチンは例年11月までに各医療機関に届いていたが、今年は12月から来年1月までかかるという。

 厚労省によると、ワクチンの全国での供給予定量は10月末現在で2634万本(1ミリリットルを1本に換算)。供給が遅れているため「効率的に活用することが例年以上に重要」と話し、13歳以上は原則1回の接種とすることや医療機関で必要量以上に仕入れないように呼び掛けている。

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