ヒンメリ制作の楽しさと幾何学模様の美しさに魅了されたという向井浩史さん

 向井浩史さん(41)はフィンランドの伝統的な装飾品“ヒンメリ”の制作に熱中しています。

 麦わらに糸を通して多面体を構成し、つなぎ合わせて作るヒンメリ。佐賀市内で建築構造設計の仕事に従事している向井さんは4年前、母校のイベントでヒンメリと出合い、立体トラスの美しさにも通じる幾何学模様に魅了されたそうです。

 吊るして揺れる影を眺める楽しみもありますが、向井さんを夢中にしたのは作る楽しみです。「組み合わせ次第でいろんな形に仕上がるのが面白い」と笑顔。地域の人に知ってもらいたいと考え、地域おこしグループ「さがのぎ」と連携し、佐賀県産の麦わらを使ったヒンメリ作りのワークショップも開いています。

 「ヒンメリには組子細工などの和のテイストが感じられる」という向井さん。ヒンメリに日本の伝統文化を融合させたいと、組みひもを勉強中だそうです。(地域リポーター・式町郁子‖佐賀市)

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