出会い結婚応援企業向けに作成したマニュアル「婚センサスBOOK」

 「婚活イベント行ってみたら」はOK、「結婚する気はないの?」はNG-。佐賀県は、社員の出会いや結婚を応援する企業向けに注意点などをまとめたマニュアル「婚(コン)センサスBOOK」を作成した。自治体では全国初の取り組みで、未婚の社員の本音や状況に合わせた対応のノウハウを解説している。

 マニュアルは14ページで、題名は社員と会社のコンセンサス(合意)の意味を込めた。未婚者の声や意識を取り上げ、「理想の相手に巡り会っていない」「知り合うきっかけがない」が独身理由に多く、友人や同僚からの紹介を望む傾向があることも分析している。

 言動がセクハラやパワハラに該当する事例や、「消極的な反応の場合は踏み込まない」「最初に自分の結婚観を話してみる」など声掛けのコツや気持ちの探り方も説いている。県の結婚支援事業や、結婚を考えている社員向けのプロポーズの例文も盛り込んだ。

 県は6月から「出会い結婚応援企業」を募集していて、職場で実践する際の参考にしてもらおうとマニュアルを作った。山口祥義知事は20日の会見で「昔はいろんな人が(結婚の)あっせんをしていたが、今はなかなか機会がないという声を聞く。マニュアルを通じて応援しようという企業とタイアップしていきたい」と話した。

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