佐賀県内の公立小学校に再任用された男性教諭(62)が女子児童の体を触ったとされる問題で、県教育委員会は20日、教諭を懲戒免職処分にした。調査の結果、計6人の太ももや尻を触るなどわいせつな行為をしていたと判断した。

 県教委によると、教諭は今年5月から10月の授業中などに校舎内で、女子6人の体を触ったり、後ろから抱きついたりする行為を計十数回繰り返した。11月上旬に児童同士で被害について話している様子に別の教員が気づき、発覚した。

 男性教諭は聴取に対し「太ももに手を置くことで児童が授業に集中する効果があると思った。現職のときより余裕が出て、油断が生まれ、適切な距離感を見失った」と話したという。

 教諭は授業を補佐する級外教員。前年度も別の学校で過度なスキンシップがあったと保護者から指摘を受けたが、校長の指導で改善されたとして県教委への報告はなかった。教諭の氏名や勤務校は児童の保護を理由に公表されていない。

 白水敏光教育長は「児童へのわいせつ行為は、教師以前に人として断固許されない。服務規律徹底に全力を挙げたい」とコメントした。自治体教委は教諭の勤務校の校長を、指導や監督が不十分だったとして文書訓告にした。

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