洋菓子店でロールケーキの生地を平平らに伸ばす仕事に挑戦する小学生たち=基山町の「あびによん」

 小学生にさまざまな職業を体験してもらう「キッズドリーム基山」が19日、基山町内で開かれた。同町内の小学4~6年生61人が、いろいろな業界で活躍するプロの指導を受け、働くことの魅力とともに大変さも学んだ。

 職業体験を通して、子どもたちの将来に向けた夢や志を育むとともに、育ててくれている父母らへの感謝の心を持ってもらおうと、町商工会青年部が開き、今回で6回目。同部員ら約50人が町内11カ所の職場に分かれ、日ごろの業務で培った技術や職業意識を子どもたちに伝えた。

 このうち、洋菓子店「あびによん」では店主の梁井雅伸さん(36)が、ロールケーキとシュークリーム作りを指導。子どもたちは梁井さんの助言を受けながら、鉄板の上でロールケーキの生地を薄くのばしたり、シュー生地の中にカスタードクリームを入れたり、洋菓子作りの現場を肌で感じていた。

 パティシエになるのが夢だという天本凜音さん(10)=基山小4年=は「生地を平らにのばすのが難しかったけど楽しかった。ますますパティシエになりたくなった」と話していた。

 体験を終えた子どもたちには、特設ブースで焼きそばやたこ焼きが買える模擬紙幣2枚が“給与”として支給され、労働の対価を得る喜びも味わった。

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