佐賀県内の10月の新車販売台数は前年同月比0・7%増の2654台だった。12カ月連続で前年実績を上回ったものの、伸び率は鈍化。無資格検査を受けて、軽自動車以外の登録車の生産と出荷を止めていた日産自動車が数字を大きく減らしたためで、不正による販売への影響が県内でも顕著になっている。

 日産は完成車を組み立てる国内6工場の生産・出荷停止の影響などで、登録車の販売台数が前年同月比49・0%減と半減。他のメーカーを含む登録車全体の販売台数も9・6%減の1257台となった。同じく無資格検査が発覚したスバルは10月下旬に問題を公表したため前年並みで推移した。

 軽自動車は、県内で大きなシェアを持つダイハツやスズキがけん引し、12・4%増の1397台だった。日産は三菱自動車などに生産を委託して出荷を続けていたため、登録車に比べ影響が小さかったとみられる。

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