表彰された「KSSP」の上野村司さん(前列左)、重松規昌さん(同左から2人目)、米重秀昭さん(同右)=佐賀市の県警本部

 10年以上にわたり子どもの見守りや環境美化に取り組んでいる上峰町の防犯ボランティア「上坊所地区青少年サポートパトロールの会」(KSSP)が、安全・安心なまちづくり関係功労者内閣総理大臣表彰を受賞した。本年度の受賞は全国で10団体で、県内からは7年ぶりの選出。会員たちは「継続は力なり。賞の重みを実感しながら活動を続けたい」と喜んでいる。

 KSSPは2004年、会長の重松規昌さん(78)ら地域住民で結成した。小中学校の通学路を40分かけて巡回する週3回の防犯パトロールをはじめ、毎朝のごみ拾い、子ども相撲やしめ縄づくりなど地域行事を通じた子どもとの交流を続けている。町内では、KSSPに続いてパトロールを始めた団体もあり、見守りの輪が広がっている。

 同表彰は、防犯活動の推進に貢献した個人や団体をたたえる目的で、10月中旬に総理官邸で表彰式があった。20日に重松さんと会員の上野村司さん(80)、米重秀昭さん(72)が佐賀県警本部を訪れ、逢阪貴士本部長に受賞を報告した。

 KSSPの会員は現在約30人で、平均年齢は70歳を超える。のぼり旗を手に歩く防犯パトロールに、体力面の厳しさを感じる会員も出てきている。重松さんは「活動をいかに次世代につないでいくかが課題」と話し、後継者の育成にも力を入れる。

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