優良賞に輝いた田中結衣さん(中央)と入選者4人に賞状が贈られた=佐賀市の佐賀新聞社

 第37回全国高校生読書体験記コンクール(一ツ橋文芸教育振興会主催、佐賀新聞社、集英社など後援)の表彰式が19日、佐賀市の佐賀新聞社であった。米国のオバマ前大統領の広島訪問と世界平和に焦点を当てた「折り鶴が紡ぐ過去と未来」で県代表の優良賞に輝いた田中結さん(佐賀西高2年)と、入選者4人に賞状が贈られた。

 式では、選考委員長の永田彰浩・小城高校長が「本との出合いが一人一人の人生に大きく影響を与えたことが分かりやすく書かれていた。これからも良い本とたくさん出合い、教養と継続する力を養ってほしい」と講評した。

 田中さんは2年連続の優良賞。受賞者代表のあいさつでは、北朝鮮のミサイル発射など国際情勢を念頭に「もはや戦争は遠い昔の話でも、遠い国の出来事でもない。今を生きている私たち自身が平和について真剣に考え、平和を維持する努力をすべきと感じた」と作品に込めた思いを語った。

 田中さんの作品を含む各都道府県の代表47編は中央選考に進み、12月に入賞8点が選ばれる。コンクールには県内9校から前年より約500点多い3006編の応募があった。

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