大勢のファンに笑顔でお別れのあいさつをする朝夏まなとさん=東京宝塚劇場前

 宝塚歌劇団宙(そら)組トップスターの朝夏(あさか)まなとさん=佐賀市出身=が19日、東京宝塚劇場での公演の千秋楽を最後に退団した。「唯一無二の美しい宝塚が、永遠に続きますように」と16年間、輝き続けた舞台に笑顔で別れを告げた。 

 公演では、ロシア革命前夜の皇帝一家を中心とした重厚な物語を男役の集大成として演じ、レビューはきらびやかに、シックに、得意のダンスを披露した。続くサヨナラショーでは思い出の演目のハイライトでファンと一体となった。

 ショーを終えた朝夏さんは舞台上で「自分一人ではここまでたどり着けなかった。支えてくれたファンの皆さんや宙組の仲間たちに感謝します」とあいさつ。宙組の太陽と称された朝夏さんらしく、最後まで明るい表情で手を振った。

 終演後の記者会見では、「佐賀で宙組トップとしての公演ができてうれしかった。これからも宝塚を応援してください」と、地元のファンにメッセージを送った。その後、劇場前での恒例のパレードには約8千人が集まり、大勢のファンに見送られながら笑顔で花道を去った。

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