テープカットで開通を祝う山口祥義知事(中央)はじめ地元自治体の関係者ら=多久市西多久町

 多久市と武雄市を結ぶ県道多久若木線の女山トンネルの一般供用が19日、始まった。多久市西多久町のトンネル坑口で記念式典があり、本格的な冬を迎える前の開通に、隣席した多久市や武雄市の関係者からは「トンネルの完成のおかげで、路面凍結による峠越えの自動車事故がなくなる」と喜びの声が上がった。

 開通式には山口祥義知事をはじめ県関係の国会議員や関係自治体の首長らが出席した。山口知事は「昔から物流の多い重要な路線。トンネルで県の東と西が密接につながることになり、一体感のある佐賀を目指したい」と県内経済の活性化への期待を込めた。

 式典では、多久市西多久町の浮立保存会や武雄市の若木小5、6年生による若木大楠太鼓で祝い、関係者がテープカットした後、車両の通り初めがあった。

 女山トンネルは多久市西多久町板屋と武雄市若木町川古を結ぶ直線1259メートル、幅員10・25メートルの2車線道路。片側には歩道が設けられている。県が2009年度から事業を始め、総工費は約54億円。

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