ライフネット生命保険の創業者の出口治明さん=佐賀市のグランデはがくれ

 ライフネット生命保険の創業者である出口治明さんの講演会が17日、佐賀市のグランデはがくれであった。「本物の教養、思考軸をつくれ」をテーマに知識の身に付け方など語り、参加した企業の経営者や起業を考えている人ら約130人は熱心に耳を傾けた。

 自らの経験に基づいて「知識は『人、本、旅』から得る。勉強すれば選択肢が増える」と語る出口さんは、「本は書店で最初の10ページを読み、そのあと読むかどうかを決める」「インプットしたら同僚や家族に話したり、SNSに投稿したりするなどアウトプットをすると脳に記憶される」とアドバイス。「勉強して仕事に役立つかは分からないが役に立ったらラッキーと思えばいい。好きなことを一生懸命するのが大切」と締めた。

 来年、起業を予定している佐賀市の山下千明さん(31)は「今まで思っていたことに対して違う視点からの考え方を学んだ。本に苦手意識があったが書店に行って10ページ読むことを実践したい」と語った。

 起業する人たちをサポートする佐賀市の市産業支援相談室などが経営セミナーの特別編として開いた。

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