交通事故を想定したスタントを見つめる神埼高の生徒たち=神埼市の同校

 交通事故の危険性を理解してもらおうと「自転車交通安全教室」(県警察本部主催)が16日、神埼市の神埼高(山口義民校長)で開かれた。全校生徒424人が見守る中、プロのスタントマンが“自転車事故”を実演。生徒たちは間近で“事故”を見ることで、その怖さや危険性をあらためて再認識した。

 神埼高は、県警察本部がことし6月に指定した自転車マナーアップモデル校の一つ。この日は、神埼署の江副太交通課長が「自分に事故が降りかかるかもしれないと思いながら見てほしい」と話した。その後、プロのスタントマンが死角からの飛び出しや大型車の内輪差による事故など八つの場面を実演。生徒たちは車と自転車がぶつかると「きゃー」「怖い」と驚いた。司会者は「一つの確認をするかしないかで、その後の人生も変わってしまう」と訴えた。

 同校で自転車通学する生徒は全校生徒の約5割が自転車を利用して通学している。羽賀優さん(17)は「迫力がすごかった。実際に事故に遭う前にこうやって分かることができてよかった。気をつけていきたい」と話した。

 県内では5936件の人身交通事故(11月15日現在)が発生し、そのうち自転車が絡む事故は666件(同)だった。

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