俳優の的場浩司さん(左から3人目)らを迎え開かれたシンポジウム=小城市小城町の「ゆめぷらっと小城」

リレーシンポのワークショップでそれぞれの思いで作ったランタンを持つ子どもたち=小城市小城町のゆめぷらっと小城

 来年3月から始まる「肥前さが幕末維新博覧会」のプレイベントとなるリレーシンポジウムが19日、小城市小城町の「ゆめぷらっと小城」であった。「幕末・維新小城のチカラ」のテーマで、銘菓「小城羊羹(ようかん)」などお菓子の歴史や文化に焦点をあて、“お菓子の街”としての小城市の新しい姿を探った。

 リレーシンポジウムは唐津市、鳥栖市に続き今回で3カ所目。スイーツ好きで知られる俳優・的場浩司さんをゲストに迎えた。会場には家族連れなど約300人が集まった。

 リードトークでは北九州市立大学文学部の八百啓介教授が、佐賀の菓子文化について地理的、歴史的背景から説明した。また、村岡総本舗の村岡安廣社長は、鎌倉時代から江戸時代にかけ「禅宗」と「黄檗(おうばく)宗」のそれぞれの文化が小城に根付くことで明治時代になって小城羊羹が産業として成立した経緯を語った。

 的場さんと竹下製菓社長の竹下真由さんが加わったパネルディスカッションでは、スイーツなど食文化の観点で小城の将来に向けた街づくりを議論。的場さんは「子どものときから小城羊羹を食べることで、この街の全体がお菓子好きになってほしい」と主張し、会場を沸かせた。

 

■ランタン作りに熱中

 ○…リレーシンポジウムに合わせ会場近くで、佐賀大学の学生によるワークショップ「ランタンを作ろう!」には市内外から児童ら約50人が参加。「未来を照らす灯り」と称して、花や月など絵を描いたランタンに小さな光をともした。

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