トヨタ紡織九州-北陸電力 後半、相手シュートを止めるトヨタ紡織九州のGK岩下祐太=神埼市の神埼中央公園体育館(撮影・米倉義房)

トヨタ紡織九州-北陸電力 後半、シュートを決めるトヨタ紡織九州の松浦慶介選手=神埼市の神埼中央公園体育館

 第42回日本ハンドボールリーグ第12週第1日は18日、神埼市の神埼中央公園体育館などであり、男子のトヨタ紡織九州レッドトルネード(神埼市)は北陸電力(福井県)を31-20で破り、待望の2勝目をつかんだ。通算成績は2勝1分け10敗。順位は暫定8位のまま。

 トヨタ紡織九州は前半、相手の先行を許したが、RW荒川蔵人の得点で勝ち越すと、その後は堅い守備を見せて前半を15-9で折り返した。後半も守備からリズムをつかみ、RB松浦慶介が9得点、CB金東〓(吉を横に二つ並べる)(キム・ドンチョル)が8得点と爆発。速攻もさえて相手をさらに突き放した。

 トヨタ紡織九州は第13週第1日の23日午後2時から、広島県の湧永満之記念体育館で湧永製薬(広島県)と対戦する。

トヨタ紡織九州

(2勝1分け10敗)

31 15―9

   16―11 20

北陸電力

(1勝12敗)

■守備に活路見いだす

 試合終了とともに久しぶりの笑顔がコートに広がった。トヨタ紡織九州レッドトルネードは北陸電力を31-20で破り、8試合ぶりとなる待望の今季2勝目。課題だった守備の連係を修正し、速攻で打ち勝った約2カ月前とは全く違った内容で、今季ホーム戦初勝利を挙げた。

 負ければ最下位転落となる一戦。1対1の仕掛けを得意とする相手を積極的な体の寄せと横の連係で上回った。PV酒井翔一朗やLB田中大斗、八巻雄一が激しく体を寄せると、相手の苦し紛れのシュートをGK岩下祐太が何度もシャットアウト。選手たちは高い集中力を最後まで維持して今季リーグ戦最少失点に抑える奮闘を見せた。

 前週まで7連敗と低迷にあえぐチームは、速攻を生かすためにここまで採用してきた3-2-1の守備システムを封印。昨季と比べて1試合平均で4点近く多い失点を減らすべく、選手間の話し合いの末にゴールライン際を固める6-0方式を採用し、それが奏功した。

 「修正点はまだまだあるが、今の自分たちにできる最善のゲーム」と酒井。来年3月まで続くリーグ戦はまだまだ中盤戦。この手応えを次につなげたい。

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