鳥栖-F東京 前半34分、相手ゴール前に攻め込み、シュートを放つ鳥栖FWイバルボ(奥)=鳥栖市のベストアメニティスタジアム(撮影・山田宏一郎)

 鳥栖―FC東京 前半、2点目のゴールを決め祝福される鳥栖・福田(左奥)=ベアスタ

 前節・新潟戦の悔しい敗戦から3週間。鳥栖の選手たちは前半2点を奪うと、後半は手堅く守りながらカウンター攻撃を仕掛け続けた。2試合を残し、昨季を上回る13勝目。狙い通りの先行逃げ切りの展開で勝利し、フィッカデンティ監督は「技術、戦術ともに高いレベルを披露できた」と納得の表情を浮かべた。

 圧巻だったのは前半34分の2点目だ。FWイバルボが起点となり、細かいパス回しで一気に前線へ。最後は右サイドのFW小野が速い縦パスをゴール前に供給。イバルボが相手GKと競り合ったこぼれ球を「抑えることだけを意識した」というMF福田が落ち着いて流し込んだ。

 イバルボは「絡んだ選手全員が同じ感覚を共有できたから得点できた」と振り返った。

 先制点のMF原川の直接FKは、小野が積極的に仕掛けたことで生まれた。「ゴールにつながるプレーを求められていることは分かっている」と小野。球際の激しい競り合いにも屈しない体の強さが目を引いた。

 リーグ戦前半は先制しながら同点、逆転を許す試合も目立ったが、この日は危なげなく逃げ切った。

 次節のホーム最終戦は、前回終了間際に2点を奪われ、逆転負けを喫した磐田を迎える。「勝つために全力を尽くすだけ。一緒に喜びたい」とイバルボ。ホーム連勝でサポーターを沸かせることを誓った。

 

■DF小林祐三(3日前の15日が32歳の誕生日)

 青木さんが入って5バックになり、やることがはっきりした。誕生日直後の試合で勝つことができてうれしい。

 

サガン次戦=リーグ戦 磐田

(26日午後1時、ベアスタ)

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