福地すま子さん、佳代子さん(小城市)

親子でお手柄、連係プレー

連携プレーでニセ電話詐欺の被害を防いだ福地佳代子さん(右)と福地すま子さん=小城警察署

 小城警察署(井上義紀署長)は15日、ニセ電話詐欺の被害を防止したとして、小城市小城町在住の主婦・福地佳代子さん(36)と、母の福地すま子さん(69)に感謝状を贈った。2人は「身近でこんなことが起きるなんて本当にびっくり。周りの人が気づくような意識が広がれば」と話していた。

 佳代子さんは、10月25日午後2時半ごろ、スーパー店内のATMで、小城町内の80代女性から「銀行員の方ですか」と声を掛けられた。さらに「市の職員から医療費を払いすぎていると電話があった。約3万5千円を返金するため、スーパーのATMで銀行員を待ってと言われた」と女性から聞き、詐欺だと感じた。確信が持てなかったため、すま子さんに連絡し、事情を相談。詐欺だと確信したすま子さんが近くの交番に駆け込んだ。

 井上署長は「市民の方が関心をもち、実際に防止したことに大きな意味がある。市民や関係機関と協力して未然防止に努めたい」と話した。

 

コンビニ店中島さん・牧野さん

学習成果「すぐ気付いた」

ニセ電話詐欺の被害を未然に防ぎ、署長感謝状を受けた中島舞さん(右)と牧野みつ子さん=鳥栖署

 鳥栖署は17日、ニセ電話詐欺の被害を未然に防いだとして、ファミリーマートみやき西島店長中島舞さん(28)=吉野ヶ里町=と、同店員牧野みつ子さん(46)=上峰町=に署長感謝状を贈った。

 2人は9月11日、50代の女性客が携帯電話をかけながら5万円分の電子ギフト券2枚を購入しようとした際、女性客が詐欺に遭っている可能性が高いと判断して、購入目的を尋ねるなど積極的に声かけし、被害を未然に防いだ。

 北野一信署長は「管内では詐欺の被害が多く、ぎりぎりの水際で被害を止めてもらって大変助かっている」と感謝。中島さんは「お客さんに声かけするとすぐに詐欺だと分かってくれた」と振り返り、牧野さんは「事件の数日前に詐欺について学んでいたので、すぐに気付くことができた。被害を防げてよかった」と笑顔を見せた。

 同署管内では10月末現在でニセ電話詐欺などが19件発生しており、被害額は約1700万円という。

 

佐賀白山郵便局 井原さん・山口さん

通話中女性2人で声掛け

(左から)感謝状を受け取った井原美幸さん、山口圭文さん=佐賀市の佐賀南署

 佐賀南署(川原義之署長)は17日、ニセ電話詐欺を未然に防いだとして、佐賀白山郵便局員の井原美幸さん(55)=佐賀市=と山口圭文(きよふみ)さん(47)=神埼市=に感謝状を贈った。川原署長は「水際対策がいかに有効かを証明した」と感謝した。

 同郵便局のATMコーナーで1日、携帯電話で通話している70代女性を、窓口にいた井原さんが確認。不審に思った井原さんは山口さんに相談し、2人で女性に「どうしましたか」と声を掛けた。女性は焦った様子で「午後2時までに還付金の手続きをしなければいけない」と話したという。会話の途中でも電話がかかり、山口さんは「ATMで還付金を受け取ることはないので間違いなく詐欺ですよ。電話は絶対出ないで」と伝え、被害を未然に防ぐことができた。

 以前も詐欺を未然に防いだ経験がある井原さんは、「お客さんの役に立ててよかった。これからも声掛けをしていきたい」。山口さんは「多様化している詐欺の情報も取り入れながら、窓口やATMなどに気を配って対応していきたい」と話した。

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