トンネル内で被災者が出たことを想定した救助訓練も行った=有田町山本の国見トンネル

 伊万里署(川久保正文署長)は14日、大規模地震で庁舎が使えなくなる事態を想定した機能移転訓練を行った。災害時の連携協定を結んでいるJA伊万里の本所に臨時の対策本部を設置し、現場との連絡の取り方などを確認した。

 震度6強の地震で庁舎が被災し、約2時間後に伊万里湾内に津波が押し寄せるという想定で行った。沿岸部の海抜約3メートルにある庁舎は水没の可能性が高く、署長が高台にあるJA本所に対策本部を移転するよう指示。署員が通信機器や重要書類を運び込んだ。

 訓練には、同署と協力協定を結んでいる「伊万里アマチュア無線非常通信協力隊」も参加。被災者の安否確認や救助活動をする際の情報伝達の手助けをした。川久保署長は「実際の有事でも迅速に対応できるよう、今後も訓練を重ねていきたい」と話した。

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