鶴田正和さん(左)と明希さん=佐賀市兵庫北のギャラリークレーンズ・アート

 長崎県在住の鶴田正和さん(40)、明希さん(31)夫妻の個展が、佐賀市兵庫北のギャラリークレーンズ・アートで開かれている。正和さんが制作したストッキングを素材とした作品など11点と明希さんの信楽焼や木彫などの作品11点のほか、正和さんのインスタレーション作品が会場を彩る。23日まで。

 明希さんは佐賀大学文化教育学部で木彫を学び、有田工業高校で美術講師を務める中で焼き物を学んだ。「そらまめ」は幅約1メートル×高さ約30センチメートルの一木造りの木彫オブジェ。絵画の下地などに使われる塗料を塗り重ねて木目を隠したことで、作品のやわらかな形状が際立ち柔らかなたたずまいを見せている。

 正和さんは日本画を専門に学び、7年前からストッキングの生地を作品に取り入れている。引き延ばした時にできる濃淡や布の伝染が作る模様を生かし、作為と偶然が交差して作り出される作品に、日常の中にある美が表れている。

 正和さんは「素材の意外性を楽しんで」、明希さんは「自然光を浴びた木の柔らかさやぬくもりを感じてほしい」と話していた。

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