負傷者を担架に乗せて下山する隊員ら=天山山頂

負傷者を救助する隊員ら=天山山頂

 佐賀市など4市にまたがる天山の山頂(1046メートル)で17日、負傷者の発生を想定した救助訓練があった。多久、小城、北部の3消防署の隊員約70人が訓練に参加し、山頂の負傷者を救出した。

 訓練は、20~60代の男性登山者4人が蜂に刺され、転倒するなどして負傷したと想定した。山頂付近から119番通報を受けた3署から、救急車や消防車など13台が駆けつけた。隊員は通報を受けた約30分後に、山頂から近い天川駐車場と天山上宮駐車場に到着。負傷者の年齢や特徴などの情報を共有し、入山準備を整えると、山頂へ救助に向かった。

 山頂で負傷者を見つけた隊員は、負傷者を担架に乗せて慎重に下山した。現地の本部や各隊員と、無線を活用しながら連絡を取り合った。

 北部消防署の西岡和久副署長は「山は救急車が直接向かうことができず、足場が悪いため、負傷者の搬送は注意が必要。天候も変わりやすいため、登山者は近くの山でも注意してほしい」と呼び掛けている。

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