白石町立白石小学校の井上富久子さん

武雄市立北方中学校・堤賢二郎

■個性に応じた指導できる

 パソコンやインターネットなどの情報通信(じょうほうつうしん)技術(ぎじゅつ)を小(しょう)・中学校(ちゅうがっこう)の授業(じゅぎょう)で活用(かつよう)する方法(ほうほう)を考(かんが)える会議(かいぎ)が10月(がつ)、佐賀市で開(ひら)かれました。20市町(しちょう)の教育長(きょういくちょう)らが参加(さんか)した会議で、県内(けんない)の小・中学校の教員(きょういん)2人(にん)が活用例(れい)を発表(はっぴょう)しました。

【武雄市立北方(きたがた)中学校・堤(つつみ)賢二郎(けんじろう)さん】

 北方中学校では、インターネットを使(つか)った遠隔授業(えんかくじゅぎょう)が行(おこな)われています。インターネットをつなぐことで教室(きょうしつ)で行われている授業が生中継(なまちゅうけい)され、相談室(そうだんしつ)などでも同(おな)じ内容(ないよう)の授業を受(う)けることができます。堤(つつみ)さんは遠隔授業を始(はじ)めたことで「生徒(せいと)の学習意欲(がくしゅういよく)を高(たか)めることができた」と発表(はっぴょう)しました。

 不登校(ふとうこう)の生徒と、チャットを使ってコミュニケーションを取(と)っていることも紹介(しょうかい)しました。生徒に「頑張(がんば)っていますね」や「新(あたら)しい知識(ちしき)が身(み)に付(つ)くのはうれしいですね」といったメッセージを送(おく)るほか、授業内容の写真(しゃしん)や動画(どうが)も送信(そうしん)しています。

 インターネットを使った授業について、堤さんは「距離(きょり)や時間(じかん)を考(かんが)えることなく、一人一人(ひとりひとり)の個性(こせい)に応(おう)じた指導(しどう)ができる」と話(はな)しました。

【白石(しろいし)小学校・井上(いのうえ)富久子(ふくこ)さん】

 井上さんは赴任(ふにん)していた佐賀市立(さがしりつ)西与賀(にしよか)小学校(しょうがっこう)での取(と)り組(く)みも一緒(いっしょ)に、活用例(かつようれい)を発表(はっぴょう)しました。

 西与賀小の児童(じどう)は1人に1台(だい)のタブレットPCがあり、教科書(きょうかしょ)やノートの代(か)わりに使(つか)っています。児童は自由(じゆう)に色(いろ)を使(つか)い分(わ)けてPCに書(か)き込(こ)んで、学習(はくしゅう)を進(すす)めています。井上さんは「タブレットPCはノートと違(ちが)って、やり直(なお)しが簡単(かんたん)。自分(じぶん)にわかりやすいノートづくりができている」と話(はな)しました。PCには多数(たすう)の問題(もんだい)が用意(ようい)され、理解(りかい)の進み具合(ぐあい)に合(あ)わせて問題を解(と)くことができる良(よ)さも紹介(しょうかい)しました。

 タブレットPCと電子黒板(でんしこくばん)をインターネットでつなぎ、児童の考(かんが)えを共有(きょうゆう)する授業(じゅぎょう)を進めることが簡単になりました。井上さんは「児童同士(どうし)で自然(しぜん)に話(はな)し合(あ)いが始(はじ)まる。学(まな)びあう授業ができる」と話しました。

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