波瀾万丈の半生を表情豊かに紹介する宇梶剛士さん=神埼市千代田町の千代田文化会館「はんぎーホール」

 人権週間(4~10日)に合わせた「ふれあい人権フェスタ」(県など主催、佐賀新聞社など後援)が10日、神埼市千代田町の千代田文化会館「はんぎーホール」で開かれた。タレント・俳優の宇梶剛士さんの講演などを通し、参加者約500人が人権に対する意識を深め、思いやりの大切さを学んだ。

 宇梶さんは「転んだら、どう起きる?」と題して講演。過酷な環境の中で暴走族に入り、少年院に収監されるという転落を経験したものの、少年院で読んだチャップリンの自伝に自らを重ね合わせ、俳優を志して芸能界で再起を果たした足跡を、身ぶり手ぶりを交え表情豊かに紹介した。

 そして「自分の人生の主役は自分自身であり、人を恨んだり、うらやましがったりしていたら脇役になってしまう」と指摘。「生きることは勝ち負けではない。それぞれが持っている光輝くものを大切にして」と訴えた。

 会場では全国中学生人権作文コンテスト県大会の表彰式も行われ、最優秀賞に輝いた香楠中3年の森咲野花さん、早稲田佐賀中1年の浅沼佑厚さんら10人に表彰状を手渡した。盲目のシンガーソングライター、大嶋潤子さんのコンサートや、「さをり織り」の実演・体験、車いす体験コーナーなどもあり、人気を集めていた。

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