多額の現金を引き出そうとする被害者役の男性に対し、確認を促す女性行員(中央)=佐賀市のみずほ銀行佐賀支店

 強盗やニセ電話詐欺に対処する金融機関の訓練が、佐賀市のみずほ銀行佐賀支店であった。同店の行員や佐賀南署員らが参加し、被害の未然防止に向けた声掛けや連携を確認した。

 強盗の訓練は、不審な男2人が入店する設定。窓口の女性行員が、脅されながらも時間を稼ぎ、男らが現金を奪って逃げた後は、駆け付けた警察官に人相や着衣などの特徴を報告した。

 ニセ電話詐欺の対処は、息子をかたる男から電話でだまされた高齢男性が、息子のために300万円を引き出そうと来店した想定。窓口で「時間がない」と焦る被害者役の男性に、女性行員が「息子さんに電話して確認を」と根気強く促し続けた。

 窓口で対応した実務主任の成富友美さん(29)は「佐賀でも被害が多発している。お客さまがお急ぎになっていても、きちんと理由を聞いて納得した上で手続きし、未然防止に努めたい」と話した。

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