キクイモを収穫する松田一也町長(右)ら関係者=基山町小倉の棚田

 「きやま健康プロジェクト」の一環として基山町などが栽培に取り組むキクイモの収穫祭が17日、同町小倉の棚田であった。松田一也町長や栽培を担当する「きやまファーム」の関係者ら約15人が、まるまると育ったキクイモを掘り起こした。

 きやま健康プロジェクトは、健康に良い効果があるとされるキクイモと、スロージョギングなどを組み合わせ、生活習慣病の予防などにつなげようという事業。キクイモはキク科の多年草。血糖値の上昇を抑制し、整腸作用があるイヌリンを多く含んだ低カロリーな野菜で、近年では機能性農産物として注目を集めている。

 この日収穫したのは、今年3月下旬に初めて植え付けたキクイモ。同町が耕作放棄地対策として飼育に力を入れるエミューを放牧していた圃場(ほじょう)に植えられ、エミューの排泄(はいせつ)物などが入った肥沃(ひよく)な土壌で育った。参加者は、高さ3メートルほどの茎を切り取った後、スコップで土を掘り起こしてキクイモ約50キロを収穫した。

 取れたキクイモは18日に同町民会館で開く「きやま健康虎の巻 秘伝伝授講演会」の来場者にプレゼントするほか、ドリンクやサプリメントなど機能性食品の試作品に使う。松田町長は「いいイモが取れた。おいしさを多くの人に知ってもらい、基山のキクイモをPRしたい」と話した。

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