地域の高齢者に向け、来年の干支「酉」を描いた版画の年賀状を作る児童たち=唐津市の湊小

■干支「酉」描く

 唐津市の湊小(山下定則校長)5、6年生46人が、木版画で来年の年賀状を完成させた。1枚ずつデザインやかすれ具合が違う温かみのある年賀状は、元日に地域の高齢者に届けられる。

 学校や公民館で絵手紙や版画などを指導する前川広志さん(68)を講師に招き、9月から来年の干支(えと)「酉(とり)」の下絵を書いて版木へ転写し、彫刻刀での手彫りに取り組んできた。作業最終日の8日は、版木を赤や黄色などの絵の具で色づけして年賀状に丁寧に絵を写し、消しゴムで作った落款(らっかん)を押した。

 酉のとさか部分を工夫したという6年の徳永聡君(11)は「細かい文字が難しかったけれど、お年寄りに喜んでもらえるように作った」と話していた。

 同校は総合学習で地域とのつながりに力を入れており、15日には老人会との交流会も予定している。

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