障害者差別解消法の啓発のため、県障害福祉課が制作したパンフレットとDVD=県庁

 昨年4月施行された障害者差別解消法の啓発を目的に、佐賀県はハンドブックとDVDを作った。法律の概要や障害別の特性、対応方法をイラストを交え分かりやすく解説している。県障害福祉課は「障害がある人も暮らしやすい社会への一助になれば」とする。

 ハンドブックはA4判、カラー20ページ。障害者差別解消法が禁じる、障害を理由にサービスの提供や入店を拒否したり、付き添い者の同行を求めたりする「不当な差別的取り扱い」を例示した。視覚障害、聴覚・言語障害など障害別に関係するマークやそれぞれの困っていること、周りが配慮できることを詳しく紹介している。各市町の相談窓口も掲載した。

 DVDは約15分間の動画を収録し、障害のある人への配慮の仕方をアニメーションで示した。ハンドブックは8500部、DVDは450枚を制作し、県庁や各市町の担当課、佐賀商工会議所など県内経済団体に配った。

 内閣府が9月末に公表した調査では、障害者差別解消法を「知っている」と答えた人は21・9%にとどまっている。障害福祉課は「理解促進のための出前講座も実施しており、ハンドブックなどと合わせて活用してほしい」と呼び掛ける。問い合わせは同課、電話0952(25)7401。

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