佐賀県は21日から、地域で安心して子育てできる環境を整備するため「地域で子育て支援講座」を開く。子どもの貧困の現状や寄り添う支援のあり方、カウンセリングの手法などをワークショップも交え、来年2月28日まで4日間、計20時間学ぶ。市町で子育て支援や支援団体に関わる150人を募集している。

 21日に小城市生涯学習センタードゥイング三日月で開く公開講座でスタートする。午後1時から大阪市西成区釜ヶ崎(あいりん地区)で38年間続く子どもたちの集いの場「こどもの里」の代表、荘保共子さんが「安心できる居場所とは」というテーマで話し、意見交換する。講演前の午前10時20分から、「こどもの里」の日々を追ったドキュメンタリー『さとにきたらええやん』の上映会もある。

 事業を運営するNPO法人佐賀県放課後児童クラブ連絡会は「支援が必要な人が相談機関にたどり着けていない現状もある」と指摘する。たどり着けても問題が複合化しているため、支援者自身が当事者の困り感に迫れないケースもあるといい「何ができるかという視点を一人一人が持つことの大切さを感じ取ってほしい」と狙いを話す。

 参加費は無料。申し込みと問い合わせは連絡会、電話0952(37)8553。

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