警察関係者が認知症への理解を深めた養成講座=佐賀市の県警本部

 認知症患者に対する適切な対応を学ぶ「認知症サポーター養成講座」が佐賀市の県警本部であった。警察関係者ら約70人が講演などを通じて認知症の特徴や患者との接し方などを学び、現場での警察業務に生かしていく。

 きんりゅうケアセンター桂寿苑の下岡睦主任介護支援専門員が講演した。下岡さんは「認知症患者が地域で安心して暮らしていける環境が必要」と指摘。認知症の症状や特徴を正しく理解した上で、「認知症を自分自身の問題として考えることが大切」と訴えた。

 県内には6人に1人の割合で認知症患者がいるとされ、県警生活安全企画課によると、10月末までの行方不明者414人のうち認知症とみられる人は全体の約1割を占める33人だった。

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