メジャーデビューを果たしたCDを手にしながら、夢を夢で終わらせないために具体的に行動する大切さを訴える渕上史貴さん

 歌手活動に加え、実家の八百屋を継ぎ、ラジオパーソナリティーとしても活躍する渕上史貴さん(44)。小城高に在学中にバンド活動に熱中し、メジャーデビューを果たした経緯を振り返り、夢を夢で終わらせないために具体的に行動する大切さを訴えた。

 高校卒業後、東京の音楽専門学校に入学した渕上さんは、新聞奨学生として配達作業をこなしながら、オーディションを熱心に受け続けた。それが実を結び、深夜番組の出演が決定。人気ゲーム「バイオハザード」のテーマ曲「夢で終わらせない…」でデビューするきっかけになったという。「学校が就職先を探してくれるわけではない。自分で自分をメディアに露出させることで、音楽会社にもPRでき、将来の展望が広がった」

 後輩たちに「憧れのミュージシャンや映画のスターはいますか」と語り掛け、「その人を徹底的にまねすることが大切。その人のいい要素を取り入れ、今の自分と比べることでオリジナリティーに育っていくから」と諭した。

 話を熱心に聞いた深川舜斗さん(15)は「他人の視野や考えを吸収し自分の力にする姿勢がすごいと思った。自分も他人のいいところを見て、これからの糧にしていきたい」と語った。

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