1500度に熱して溶かした鉄を鋳型に流し入れる、緊張の作業=鳥栖市の鳥栖工高

 円筒状の溶解炉「キュポラ」を使って鉄を溶かして鋳込む実習が13、14の両日、鳥栖工高であった。60年近く続く同校伝統の実習で、生徒たちはものづくりの難しさと面白さを実感していた。

 機械科2年1組の40人と定時制の5人が参加した。神事の後、キュポラに燃料のコークスと鉄を入れた。空気を送り込んで燃焼温度を1500度まで上げ、鉄を溶かした。

 この後、生徒たちは先生の指導・介助を受けながら真剣な表情で、溶けてオレンジ色に光る鉄を砂で作った鋳型に流し込んでいった。14日は型を壊して、万力の部品や手巻きウインチの歯車などを取り出し、出来映えをチェックした。

 古賀翔大さん(16)は「緊張して流し込むのが難しかった。目指す職業は決めていないが、今後に向けていい体験になった」と話した。2組の実習は12月8日に行う。

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