「肥前風土記の世界を撮る」をテーマに受講生の撮影した写真が並ぶ=佐賀市の山口亮一旧宅

 写真家の大塚清吾さんが指導する佐賀大学公開講座「写真撮影セミナー」の受講生作品展が、佐賀市の山口亮一旧宅で開かれている。「肥前風土記の世界を撮る」をテーマに、吉野ケ里歴史公園をはじめ史跡や旧跡を活写した、受講生21人の力作42点が並ぶ。19日まで。

 作品展では、「悠久の吉野ケ里遺跡」「島原半島を歩く」など、撮影に訪れた地域ごとに作品を展示。吉野ケ里歴史公園では、画面に空を大胆に配置した構図の写真も多く、雲の形などによって表情が変わり味わい深い。

 史跡や旧跡では、龍造寺隆信が討ち死にした島原市の沖田畷(おきたなわて)古戦場跡や、武雄市の川古の大楠などを活写。大塚さんの「まずはきちんと観察すること」という指導のもと、受講生たちが見て感じ、考え切り取った構図に個性があふれる。

 大塚さんは「観察力をはじめ、撮りたい物の中心をきっちり意識するなど、年々、実力が上がっている」と話す。

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