田中満征さん

 唐津市民文化祭のステージイベントを彩る合唱祭(18日13時半、市文化体育館文化ホール、入場無料)。市内で活動する合唱団8団体が一堂に会し、歌声を響かせる。

 自身は市在住の声楽家永富啓子さんが指導する混声合唱団「神田の杜」に所属。シニアを中心に20数人の仲間とステージに立つ。

 合唱経験があったわけではない。2011年の東日本大震災の際、救援物資の仕分けにボランティアで参加し、居合わせた女性団員に勧められた。以来6年、毎週水曜日の練習に通う。

 男性団員が少ないのが悩みだが、「4パートそろって、いい和音が出た時、心も通じ合った感じがして、それが魅力」という。

 25歳で唐津を離れ、兵庫県の重工業会社に勤務し、東京にも赴任した。58歳の時、「くたびれたね。唐津に帰ろうか」。同郷の妻とともに帰郷した。

 昨年は合唱組曲「唐津」の地元初公演に出演し、12月には市民合唱団「唐津」を歌う会第1回定演を控える。シルバー人材センターにも登録し、充実の第二の人生を送る。

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