11月の九州専門学校体育大会で、全競技を通じて県内初優勝を果たした佐賀工業専門学校剣道男子のメンバー=佐賀市の同校

 第38回九州ブロック専門学校体育大会剣道競技(11月17日、長崎県)で、佐賀工業専門学校(佐賀市)の男子団体が優勝した。同校の団体優勝は全競技を通じて県内初の快挙で、自動車学科2年の前田龍星主将(20)は「最後の大会で去年の雪辱を果たすことができた」と喜んだ。

 同大会はスポーツを通じて専門学校同士の交流を深めようと毎年開かれている。4県から6校が出場した剣道競技男子団体に挑んだのは、2年の先鋒岡本拓也さん(20)、1年の次鋒石川裕記さん(30)、2年の中堅前田龍星さん(20)、1年の副将樋口裕也さん(19)、2年の大将緒方大地さん(25)。

 5人は3校で競う予選リーグを2勝で通過し、4校で競う決勝トーナメントに進むと、1回戦で麻生公務員専門学校福岡校を2-1で下した。九州医療専門学校(鳥栖市)との決勝は、1-1で迎えた大将戦で緒方さんが2本勝ちし、2-1で昨年阻まれた壁を乗り越えた。

 同校に部活動はなく、5人は自主練習で大会に備えた。中学、高校で培った技術を生かしながら、全員が自動車学科と日頃の校内生活で育んだチームワークを存分に発揮し、末次克文監督(42)は「次鋒と副将が粘って、他の3人が取るべきところをしっかり取ってくれた」と勝因を話す。

 男子個人も昨年頂点に立った前田さんに続き、今年は岡本さんが制した。2年生が卒業すれば一時2人となるが、石川さんは「まずは仲間探しから。個人で優勝できるよう力をつけたい」と意気込んだ。

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