Jアラートで配信された情報を確認する職員=佐賀県庁

 総務省消防庁は14日、ミサイルの発射や災害情報を国から自治体へ伝える全国瞬時警報システム(Jアラート)の一斉訓練を実施した。佐賀県内では、三養基郡上峰町で防災行政無線から音声が流れない不具合があった。

 一斉訓練は、内閣官房が午前11時に試験放送の情報を配信した。県庁などではJアラートの自動起動装置が作動し、市や町が設置している防災行政無線からは「これはJアラートのテストです」とのアナウンスが自動放送された。唐津市では、市の災害情報メールに登録している約1万1500人のスマートフォンなどへのテスト送信もあった。

 上峰町は自動起動装置は作動したが、町内26カ所に設置した防災行政無線から音声が出なかった。原因を調査している。防災行政無線は本年度から本格運用を開始しており、事前に新しい機器で行った今年2月のJアラートの訓練では問題はなかった。

 嬉野市は一斉訓練に参加せず、22日のJアラートのテストで防災行政無線などを確認する。Jアラートを巡っては、北朝鮮が8月と9月にミサイルを発射した際に一部の自治体で情報が住民に伝わらないトラブルが相次いで問題になっていた。

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