施設改修に伴い姿を消す年中無休の新聞閲覧室=佐賀市の県立図書館

 年中無休だった佐賀県立図書館の新聞閲覧室が今月末で姿を消す。施設改修などに伴い館内の閲覧スペースと統合される。1963年の新館開館当初から親しまれてきただけに、愛用者からは「無休だから便利だった」「立ち寄る場所が減ってしまう」と惜しむ声が上がっている。

 新聞閲覧室(64平方メートル)は建物の中2階にあり、佐賀新聞をはじめ全国紙など9紙の朝刊を取りそろえている。建物の構造上、外部から直接出入りできるため、休館日も開放されていた。管理規則には休館日を12月30日~1月3日、毎月最後の水曜、特別整理期間―と定めているが、「ただし、新聞閲覧室は、無休」という例外規定があった。

 14日の定例教育委員会で「無休」の項目を27日付で削除することが承認された。28日で新聞閲覧室としての利用を終える。県まなび課によると、1週間分の新聞が閲覧できる図書館内2階のコーナーに集約する。閲覧室は今後、会議室として利用するという。

 佐賀市内の男性(71)は「散歩の目的地としてちょうど良い距離だった。図書館が休館続きのときでも開いていて便利だったのに」と残念がった。

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