「明治日本の産業革命遺産」の講義を行う桑波田さん=佐賀市のホテルニューオータニ佐賀

 世界遺産に登録された三重津海軍所跡など、全国23カ所にまたがっている「明治日本の産業革命遺産」で活動するガイドを対象にした研修会が14日、佐賀市のホテルニューオータニ佐賀で開かれた。遺産がある8県11市から約100人のガイドが参加し、業務について理解を深めた。

 研修会では、主催する「明治日本の産業革命遺産」世界遺産協議会の島津孝子事務局長が「現状や課題、展望を共有してガイド活動に生かしてほしい」とあいさつした。

 同協議会の事務局職員で、鹿児島県観光戦略部世界文化遺産課の桑波田武志さんが講師を務めた。桑波田さんは「産業革命遺産は、他の世界遺産と異なり、全国23施設の遺産が束になって構成されていることを認識してほしい」と根本的な概念について理解を求め、「各地の遺産が属している分野や時代を頭に置いてガイドしてほしい」と遺産全体での位置づけなどを意識した上での案内を促した。

 15日は、佐賀市の三重津海軍所跡や佐野常民記念館などを現地視察する予定。

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