神戸製鋼所の製品データ改ざん問題で、再稼働した3原発などの中枢部分に神戸製鋼が製造した部品が使用されていたことが13日、原子力規制委員会などへの取材で分かった。関西電力高浜3、4号機(福井県)や九州電力川内1、2号機(鹿児島県)、四国電力伊方3号機(愛媛県)の再稼働3原発などで、電力各社はいずれも不正が行われたのとは別の工場で製造されており不正な部品ではなく、安全性に問題はないとしている。

 電力各社から13日に報告を受けた規制委によると、審査に合格して再稼働に向け準備中の関電大飯3、4号機(福井県)と九電玄海3、4号機(東松浦郡玄海町)にも使用されていたが、不正な部品ではなかった。

 部品が使用されていたのは、原子炉格納容器の一部や原子炉周辺の溶接部分など安全上重要とされる設備。電力各社が実施した自主的な性能検査でも異常は見つかっていない。

 規制委は9日、電力各社の経営陣と意見交換し、神戸製鋼の部品がどれだけ使用されているか調べるよう求めていた。【共同】

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